Vercel、AI実行環境Sandboxのグローバル展開を開始し4リージョンを選択可能に
Vercel Sandboxが米独仏の4拠点に対応し、iad1固定から任意選択が可能になりました。Pro/Enterpriseプランではフェイルオーバー設定も解禁され、リージョン障害時の自動復旧パス…

Vercelは、AIエージェントやコード実行のための分離環境「Vercel Sandbox」をグローバルに展開したと発表しました。従来は米国東部のiad1リージョンに限定されていましたが、新たにsfo1(サンフランシスコ)、cle1(クリーブランド)、cdg1(パリ)が追加され、ワークロードに応じて最適なリージョンを選択できるようになっています。
利用者は、データベースやストレージに近いリージョンを個別のSandbox単位またはプロジェクト全体のデフォルトとして指定でき、アクセス遅延の低減が可能です。ProおよびEnterpriseプランにおいては、メインリージョンの停止時に備えたフェイルオーバー先の設定機能も追加されました。障害時には、設定された代替リージョンで新しいSandboxが自動的に起動する仕組みです。
運用の制約として、スナップショットは作成されたリージョンに紐付けられ、他のリージョンへ移動させることはできません。ただし、フェイルオーバー時にはVercel側がリージョン間でのスナップショット読み込みを自動で処理します。現在は4拠点のみですが、今後すべてのVercelリージョンへ対応を拡大する予定です。
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