Cloudflare、WorkersとDurable Objects向けにオンデマンドのCPU・メモリプロファイリングを導入
Cloudflareが本番環境で実行中のWorkerに対し、CPUやメモリの使用状況を可視化するフレームグラフ機能を公開しました。ダッシュボードやCLIから直接プロファイルを生成でき、従来困難だった…

Cloudflareは、Cloudflare WorkersおよびDurable Objectsにおいて、オンデマンドでCPUとメモリのプロファイリングを実行できる新機能を導入しました。本機能により、エンジニアは本番環境で稼働中のコードから直接プロファイルをリクエストし、インタラクティブなフレームグラフとして可視化できるようになります。従来、ログや集計メトリクスだけでは特定が難しかったリソース消費のボトルネックを、関数レベルの粒度で追跡することが可能です。
プロファイリングの実行は、Cloudflareのダッシュボードにある「Observability」ページ、またはCLIパッケージの「cf」コマンドから開始できます。プロファイル結果はフレームグラフとしてブラウザ上で閲覧できるほか、詳細な解析のためにプロファイルファイルをローカルにダウンロードすることも可能です。これにより、シミュレーションが難しい実トラフィック環境下でのメモリ割り当てやCPU使用率の急増を直接調査できる環境が整いました。
本機能はアクティブなWorkerを対象としているため、本番稼働中のパフォーマンスへの影響を考慮しながら活用する必要があります。これまで開発環境での再現テストに依存していたパフォーマンスチューニングが、実際のワークロードに基づいたデータ主導の改善へと移行します。開発者は最新のCLIツールを導入することで、コードの変更を伴わずに即座にプロファイリングを開始できます。



