Vercel、Sandboxの生成完了仕様を変更しスナップショット復元後の即時実行を実現
Vercel SandboxのSandbox.create()メソッドが、スナップショット復元完了まで待機してから解決する仕様になりました。生成直後のコマンド実行時待機が解消され、P50で約50ms…

Vercelは、サンドボックス環境の生成APIであるSandbox.create()の挙動を更新し、スナップショットの復元が完全に終了した状態でインスタンスを返す仕様に変更しました。これにより、生成された直後のサンドボックスに対して、コマンドの実行やファイルの読み書きを遅延なく即座に開始できるようになります。
従来は生成プロセスの完了を待たずにインスタンスが返されていたため、初回コマンドの実行時にスナップショットの復元待ちが発生し、処理時間が不安定になる課題がありました。今回の変更により、復元プロセスで発生したエラーはSandbox.create()の呼び出し時点でリジェクトされるようになり、エラーハンドリングのタイミングが明確化されています。
パフォーマンス面では、スナップショット復元時間が生成工程に含まれるため、P50(中央値)で約50msの生成時間の増加が見込まれます。ただし、初回の操作完了までの総時間は従来と変わらず、SDKのアップグレードや設定変更なしで自動的に適用されます。キャッシュされていないスナップショットの場合は、生成時間がさらに増える可能性がある点に留意が必要です。



