Vercel、サンドボックス向け永続ストレージ「Drives」をパブリックベータで提供開始
Vercel Sandbox向けに、最大16TiBの永続ストレージ「Drives」が公開されました。従来は実行ごとに破棄されていたサンドボックス環境において、従量課金制でデータの再利用が可能になりま…

Vercelは、同社のVercel Sandbox環境にマウント可能な永続ストレージ機能「Drives」をパブリックベータとして公開しました。本機能はHobby、Pro、Enterpriseの全プランで利用可能であり、サンドボックス内の任意のディレクトリとしてマウントして使用します。個々のサンドボックス実行から独立したライフサイクルを持つため、複数のインスタンス間で同一のデータを共有したり、実行を跨いで状態を保持したりできる点が特徴です。
これまでのVercel Sandboxは実行ごとに環境がクリーンアップされる一時的なものでしたが、Drivesの導入により、AIエージェントの作業空間やディスク上のメモリ、大規模なデータセット、学習済みモデルの永続化が可能になります。最大16TiBという大容量までサポートされており、依存関係のツリーを保持してビルド時間を短縮するといった用途にも対応します。ファイル操作は標準的なファイルシステムを介して行えるため、既存のコード資産を大きく変更せずに導入できます。
料金体系はリソース使用量に応じた従量課金制が採用されており、サンドボックスの起動時にドライブを指定してマウントする構成となります。ただし、本機能は現在パブリックベータ版であるため、正式版のリリースに向けて仕様やクォータが調整される可能性がある点に留意が必要です。


