SupabaseがDeclarative Schemas 2.0を公開、新ツールpg-deltaでRLSや権限の自動移行に対応
Supabaseはデータベース移行ツールを刷新し、自社開発のpg-deltaをCLIに統合しました。これにより、従来のmigraでは対応していなかったRLSポリシーの変更や権限、ビュー設定、ドメイン…

Supabaseは、宣言的スキーマ管理の次世代版となる「Declarative Schemas 2.0」を公開しました。Supabase CLIにおいて、これまでデータベースの差分抽出を担っていたPython製ツール「migra」に代わり、自社で開発しオープンソース化したPostgres用差分ツール「pg-delta」が採用されています。新規プロジェクトでは標準で2.0が適用され、既存プロジェクトもオプトイン形式で移行可能です。
従来のワークフローでは、RLS(行単位セキュリティ)ポリシーの変更や権限(grants)、ビューの設定、パブリケーション、ドメイン、コメントといった要素が差分として検出されず、手動でマイグレーションファイルを修正する必要がありました。pg-deltaの導入により、これらの要素も自動生成の対象に含まれるようになります。開発者はsupabase/schemas/配下のSQLファイルを編集し、CLIで差分を生成、レビューした上で適用するという既存の運用フローを維持しながら、より広範なスキーマ変更を自動化できます。



