CADDiがCorelineとSalesforce Venturesから資金調達、製造業向けAIプラットフォームを強化
CADDiはSalesforce Ventures等から新たに資金を調達し、製造業の図面データ等を活用したAI基盤を拡充します。従来の属人的な見積管理に対し、図面解析によるコスト最適化とSaaS連携…
製造業向けプラットフォームを展開するCADDiが、Salesforce VenturesおよびCorelineからの出資を受けたことが明らかになりました。今回の資金調達により、同社が提供する図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」をはじめとする、製造業に特化したAI基盤の開発とグローバル展開が強化される見通しです。
CADDiは独自開発した画像解析アルゴリズムを用いて、過去の膨大な図面データから類似形状を検索し、サプライチェーンの最適化を図る技術を軸としています。従来の製造現場では図面が紙やPDFで散在しており、見積算出や加工可否の判断が熟練工の経験に依存していましたが、これをセマンティックなデータレイヤーとして構造化することで、AIによる自動解析を可能にしています。
今回のSalesforce Venturesによる出資は、同社のCRMプラットフォームと製造現場の技術データを統合する動きを加速させる可能性があります。一方で、図面解析の精度や対応するファイル形式の範囲については、導入先企業の設計ルールや既存のCAD環境に依存するため、各運用フェーズにおけるデータクレンジングの工数を確認する必要があります。