Kubernetes v1.36でAPI廃止と機能強化が予告、ingress-nginxの管理移管も発表

Kubernetesプロジェクトは、2026年4月末にリリース予定のv1.36に関する先行情報を公開しました。このバージョンでは、既存APIの廃止や非推奨化、そして多数の機能強化が含まれる予定です。Kubernetesは安定版APIの非推奨化について明確なポリシーを定めており、新しい安定版APIが利用可能な場合にのみ実施され、各安定性レベルで最低限のライフタイムが保証されます。
APIの廃止は、機能がベータ版から安定版へ移行する際や、特定のAPIが期待通りの成果を上げなかった場合に発生します。これらの廃止はすべて非推奨化ポリシーに準拠し、APIが削除される際には移行オプションが非推奨化ガイドで提供されます。これにより、ユーザーは計画的にシステムを更新できます。
最近の具体例として、2026年3月24日にSIG-Securityから発表されたingress-nginxプロジェクトの管理移管が挙げられます。プロジェクトの管理体制が変更されるため、コミュニティは現在のセキュリティおよびメンテナンスのベストプラクティスに合致する代替のIngressコントローラーを評価し、移行することが推奨されています。実務においては、v1.36へのアップグレードを検討する際、既存のIngressコントローラーが引き続きサポートされるか、あるいは代替ソリューションへの移行が必要かを事前に確認する必要があります。特にingress-nginxを利用している環境では、早期の移行計画立案が求められます。
出典: Kubernetes Blog
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