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cloud 重要度 4/5 2024/5/20 10:00:00

Google Cloud Blog、クラウド運用機能の更新内容を公表

Google Cloud Blog、クラウド運用機能の更新内容を公表

Google Cloudはフルマネージド型データベースサービスであるCloud SQL for SQL Serverにおいて、ダウンタイムを最小限に抑えつつメジャーバージョンを更新できるインプレースアップグレード機能の提供を開始しました。これまでのメジャーバージョン移行では、新しいインスタンスを作成した上でデータをエクスポート・インポートする手法が一般的でしたが、この新機能によりインスタンスのIPアドレス、接続設定、および既存のデータを保持したまま、より簡便なプロセスで最新環境へ移行できるようになります。本機能はSQL Server 2017、2019から2022へのアップグレードをサポートしており、運用負荷の大幅な軽減が期待されます。

技術的な側面では、このアップグレードプロセスは自動化された一連のステップで構成されています。管理者がコンソールやgcloud CLI、APIを通じてアップグレードを開始すると、システムはまずインスタンスのバックアップを自動的に作成し、構成の互換性チェックを実行します。その後、データベースエンジン自体が直接更新され、新しいバージョンのバイナリが適用されます。アップグレード中には短時間のサービス停止が発生しますが、手動でのデータ移行作業が不要になるため、人的ミスのリスクを排除し、アプリケーションの接続先変更に伴う構成管理の複雑さを解消できる点が大きな技術的メリットです。

さらに、今回のアップデートではバージョンアップ後の最適化も含まれています。SQL Server 2022で導入されたインテリジェントクエリプロセッシング(IQP)などの新機能を利用可能にするため、アップグレード後にデータベースの互換性レベルを更新するオプションが提供されます。利用者は自身のワークロードを検証しながら段階的に新しいクエリ最適化機能を有効化できるため、パフォーマンスの劣化を避けつつ安全に最新バージョンの恩恵を受けることが可能です。現在この機能は、SQL Server 2012や2014といった古いバージョンからの多段階アップグレードにも対応しており、レガシー環境のモダナイゼーションを加速させる重要な手段となります。

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出典: Google Cloud Blog

要点を短く整理して掲載しています。詳細は出典を確認してください。

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