AnyPS5がGitHubで公開、PS5実行ファイルをLinux/Windows用へ自動移植可能に
PS5の実行ファイルをエミュレーションなしでLinuxやWindowsへ変換するAnyPS5が公開されました。独自のリリンカーによりネイティブ形式へ変換し、外部ランタイムを介さず直接実行できる点が特…

開発者のboykopovar氏により、PlayStation 5の実行ファイルをLinuxおよびWindowsのネイティブ環境へ自動移植するためのツール「AnyPS5」がGitHub上で公開されました。このツールは実行ファイルをターゲットシステムの形式へ変換するリリンカーと、動的リンクに適したシステムPRXライブラリの実装を組み合わせて構成されています。
従来、異なるアーキテクチャやOSのソフトウェアを動作させるにはエミュレータや個別のランタイムプロセスを介在させる必要がありましたが、AnyPS5はバイナリレベルでの変換とネイティブ実行を実現しています。これにより、実行時のオーバーヘッドを抑えた移植が可能になります。現在はGitHubのトレンドに急浮上するなど、低レイヤの移植技術として注目を集めています。
ただし、プロジェクト内のシステムライブラリの実装状況は、現時点で判明している関数のうち数パーセント程度に留まっていると明記されています。PS5の全システム関数を網羅しているわけではなく、宣言された関数が増えるにつれて対応範囲が拡大する段階にあります。そのため、現時点での利用には技術的な負債や未実装部分への理解が伴います。



